レメゲトン(黒魔術編)
2021/10/26

レメゲトンとは信仰心厚いキリスト教徒が最も忌み嫌い続けてきた、中世から伝わる禁断の魔術書です。内容を簡単に説明すると、ありとあらゆる願望、欲望を実現してくれる72人の悪魔の召喚法を解説している書物です。
この72人の悪魔は比較的有名でオンラインゲームのキャラクターなどにも使われていたりします。で、この悪魔にはそれぞれ得意分野があって、自分の欲望を実現する悪魔を呼び出して命令をして手先として使います。
例えば死んで欲しい人間がいたとしたらそれにふさわしい悪魔を呼び出して相手に送り付けるわけです。
その他にも、お金を得る・職を得る・セフレを作る・不倫が絶対に発覚しないで全然やり放題など自分が抱く欲望は全て実現することが出来ます。
この72人の悪魔とは何なのかと言いますと、現代の解釈では、人間の内に内在するコンプレックスなどのネガティブな感情を擬人化したものだとされています。
例えばコンプレックスをばねに成功した人とかっているじゃないですか。基本的にこのようにネガティブな感情で自分の欲望を満たすための技術だと思ってもらえればいいです。
ネガティブな感情って、もの凄く力が強いんですよ。ポジティブな感情より圧倒的に強い力を持っているんですね。ただ、その代わりリスクを伴います。確実に。だから嫌われるんですね。ネガティブな感情は。
レメゲトンは次の5つの書から成り立っています。
第一の書
ゲーティア
第二の書
テウルギア・ゲーティア
第三の書
アルス・パウリナ
第四の書
ソロモンのアルマデール
第五の書
アルス・ノバ
このレメゲトンの五書のなかで最も有名かつ価値のある書は第一の書であるゲーティアです。
ゲーティアについては当サイトでも詳しく解説しますが、本格的に知りたい方は現在は洋書しかありませんが、下記リンクよりお求めください。
ゲーティアの洋書
ゲーティアには善悪の観念は全くありません。どんな願望、どんな欲望でも実現してくれます。ある本によるとゲーティアはお金と同じ性質を持っているといいます。つまりどんな人間にも従え、どんな目的にも使われると。
で、このゲーティアの悪魔たちを使う魔術が黒魔術なのかというと、神の力ではなく悪魔の力を使って欲望を実現するところが黒魔術といわれる所以であって、何も人に危害を加える目的のみで使われえるわけではありません。
ゲーティアは善なるものも悪なるものも人間が抱く全ての欲望を実現することが出来ます。
ゲーティアを使役する秘訣は『非道徳』です。ゲーティアを呼ぶ以上、くだらない道徳などは綺麗さっぱり捨て去って下さい。くだらない道徳観は邪魔になるどころか、非常に危険な結果をもたらすことになりますので、絶対に道徳は捨ててください。
『非道徳』こそ自分の内に眠る強大な諸力を開放する鍵になるのです。アレースター・クローリーの次の言葉を座右の銘にしてください。
汝の欲するところを成せ
さすればそれが法の全てとならん
追伸
なおこの記事では極めつけの黒悪魔を17人厳選しました。ゲーティア72人の悪魔完全版はこちらをご覧ください。もちろん魔術のやり方など重複してません。
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